2007年06月28日

学歴を低く偽って採用された職員の処分

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大阪市 学歴詐称、965人停職 大・短大卒を『高卒』と就職

大阪市は二十七日、大学や短大を卒業しているのに「高校卒業」などと学歴を低く偽って採用された職員九百六十五人を停職一カ月の懲戒処分にすると発表した。
 ただ停職者数が多いため、業務に支障が出ないよう停職期間は四百四人が七月一日から、五百六十一人は八月一日からとする。
 停職処分を受けるのは環境局百七十九人、教育委員会事務局百四十三人、建設局百三十八人など。二〇〇一年度まで高卒以下に資格を限定していたごみ処理業務担当者や給食調理員など技能職が八百十人を占めた。最高は係長クラスという。

 大阪市は今年三月、「自ら申し出れば停職一カ月だが、後で発覚した場合は免職処分にする」と職員に伝え調査。千百四十一人が申告したが、このうち専門学校卒の技能職員などは詐称に当たらないとして処分対象外とした。
 同様の学歴詐称が発覚した神戸市では懲戒免職や諭旨免職としている。
 市は停職中の行動について「旅行やパチンコ」などは慎むよう文書で注意するとともに、ボランティア活動などには積極的に参加するよう呼び掛けている。
(東京新聞 より)

 
就職、転職や再就職などの場合には資格や学歴など個人の情報で
たとえ面接に有利だからといっても事実と異なることを書くべきではないだろう。
資格についても実際に取得しているのか、
資格取得に向けて勉強中なのかをはっきり明記したほうがよいだろう。
たとえ難しくないと思われる資格試験でも何らかの理由で資格を取れない場合もある。
ひとつでも事実と異なることを行うことでその人の信用もなくなりかねないだろう。

転職や就職などでの履歴書への学歴の書き方は、
一行目の中央に ”学 歴”と書くが、”学”と”歴”の間を1-2文字分開けて
中学校卒業から書いていく(これは職歴も同様)。正式名称で書くことが必要である。
高校以上は入学と卒業の両方を記入、在籍していた学部・学科名に至るまで明確に書く。
また、大学卒業の場合は「卒業論文」や「研究テーマ」なども併記は印象付けすることにもなるだろう。

また専門学校は学歴の対象となるが、
英会話などの専修学校の場合は学歴とは見なされない。
留学に関してはその期間が半年を超える場合のみが留学経験として履歴書に記入できる。
専修学校や半年未満の短期留学経験は「自己紹介」欄などでその経験を引用するのも良いだろう。

転職や就職では資格や学歴についても重要であるが、
業種によっては未経験者や資格がなくとも就職できるものもある。
自分に役立つ知識や資格をそのつど取得すればスキルアップやキャリアアップにつながるだろう。



Posted by ケイ at 08:34│Comments(0)
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